新築庄内町集会所
2009年02月09日14:43
カテゴリー │住いと健康

木造軸組工法の平屋建て約65坪、これからの木造住宅の見本のような家造りと思う。
建築途中に見て外張り断熱にしなくても、「内断熱でもここまでできますよ」と言う事を示している。
それは冬、屋内の暖かさ「補助熱無しでも暖かい」その秘密は床の暖かさにある。
「床下は家の中」「小屋裏も家の中」家全体の断熱工事が細やかである。
外断熱でも内断熱でも床下外部と小屋裏外部に風の出入り自由な換気口を付けてはいけません。
それは床下・小屋裏に自由な風が入って来るとカビ・ダニ・ホコリの管理が出来ません。
床下に冷たい空気が入って来ると結露の問題が大きくなります。
結露すればカビ・ダニの発生アトピーや喘息や癌など免疫関係の病気にかかり易くなります。
体温が一度上がれば免疫力は3倍になると言われています。
冬暖かくて空気が美味しい建物は「健康保険免除」の特別称号をあげたい気持ちです。
危ない家は「安い・豪華・クレーム無し」「誰でも家が持てる」「自由な間取り」そして極めつけは「注文住宅」の
キャッチフレーズです。
私は年に100棟以上の建設会社は「注文住宅」のレッテルを外してくださいと思っています。
それは「自然材料はクレームがある」と言う認識が必要だからです。
いくら勉強して知識を集めても木が割れ反りねじる・紙が土が汚れる朽ちるのです。
年100棟以上の建設会社はクレームに対処出来ないために自然を殺して家を建てます。
車やテレビなら10万台でも100万台でも同じ物を作り売ってください。
しかし家はお母さんの「乳酸菌が育つ家」「地球の磁気力のある家」「30年過ぎても資産価値のある家」を建てるには
職人の技術や感がものをいいます。
「健康第一」私はしみじみとそう・・思う・・
西区庄内町の集会所は健康第一の木造住宅です。
暖かさ、涼しさ、木や漆喰塗りの自然な湿度調整、酸素の豊富な空間は健康・自然共生・省エネと
これからの住宅の指針となるでしょう。



